行者ニンニクは、その昔、山岳修建道の行者が荒行に耐える体力と精神力をつけるために食べたといわれる薬草。山菜、滋養強壮剤としても人気で、生のままでも、ゆでてもおいしく食べられます。
今回は行者ニンニクをみそであえ、おにぎりに塗ってこんがりと焼きました。作っている最中から、行者ニンニクとみその食欲をそそるいいにおいが漂います。かつお節をたっぷり加えるのがポイント。煙が立つぐらいに熱すると、みそがフライパンに焦げ付かず、上手に焼けるようです。
あるヘルスメイトさんは、行者ニンニクみそを先週紹介した大根もちに付けても合うことを発見。さっそく皆で試しましたが、おいしいと好評でした。
焼くときに使用したオリーブオイルは、ほかの油よりも一価不飽和脂肪酸が豊富に含まれまていす。これは脂肪の一種であるコレステロールのうち、体に良いとされる善玉コレステロールを維持、有害とされる悪玉コレステロールを下げる働きがあるそうです。またビタミンやミネラルの吸収を助け、消化器系の働きを活発化するともいわれています。「体に良い油」を上手に取り入れましょう。
みそ200g、行者ニンニク50g、砂糖140g、オリーブオイル大さじ1、かつお節30g、たかのつめ2本、みりん大さじ1々
エネルギー | 818 | kcal | |
たんぱく質 | 20.8 | g | |
脂質 | 0.2 | g | |
塩分 | 0 | g |