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健康料理レシピ集「美食同元」32「ナスの柳川風煮」

ナスの柳川風煮の写真

家庭菜園でとれた物やもらい物のナスがまだ残っているけれど、そろそろ食べ飽きた…という家庭もあるのでは。そんなときは、いつもと違った調理法に挑戦。「こういう食べ方もあるの」「これなら家族から『またナスだ』と言われないかも」とヘルスメイトさんからも好評だったレシピです。

ナスは目立つ栄養素はありませんが、油との相性は抜群。量が多いとギトギトとなってしまいますが、油を使って調理することで紫の色味が鮮やかに、味や栄養も良くなります。今回はいためた後さらに煮るので油っぽさがありません。

試食の際、「おいしい」とともに多かったのが「ゴボウの味が効いている」という感想。ゴボウは栄養はあまりありませんが、食物繊維が多く便秘症の改善に効果的、利尿作用もあります。香り、うまみは皮の周りに多いので、たわしなどで洗うか、包丁の背でこそげ落とす程度にしましょう。

ほかに野菜を加えて具だくさんにしてもおいしく出来上がります。記者もおすすめ。ぜひ作ってみてください。

(協力:食生活改善推進協議会羽黒支部)

材料(4人分)

ナス320g、豚もも薄切り肉120g、ゴボウ60g、卵3個、長ネギ20g、だし汁1カップ、しょうゆ大さじ4、みりん大さじ4、サラダ油大さじ1

作り方

  1. ナスはへたを取り食べやすい大きさに切り、ゴボウはささがきにして、それぞれ水に入れてあくを抜く。豚もも肉は3㎜幅に細切りにする。長ネギは薄い斜め切り。
  2. 鍋にサラダ油を熱し、豚もも肉をいためて、色が変わったらゴボウを加えていためる。
  3. ナスを加えて軽く混ぜて平らに整える。だし汁、みりん、しょうゆを加えふたをして煮る。
  4. 材料に火が通り、ナスに味が染みたら、卵を溶いて全体に回し入れ、ふたをして卵が好みの硬さになるまで煮る。
  5. 長ネギを散らして火を止め、汁とともに盛り付ける。
 

1人分の栄養価

エネルギー 225kcal
たんぱく質 12.8g
脂質 11.6g
塩分 2.1g
調理風景の写真
適度な油はナスをおいしくしてくれます
2008年9月16日 up
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