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健康料理レシピ集「美食同元」41「サトイモ団子のきりたんぽ風」

サトイモ団子のきりたんぽ風の写真

初雪も降り、あったかい汁物が恋しい季節になりました。野菜たっぷりの汁にサトイモとごはんで作った団子を入れた、主食と主菜を兼ねた料理を紹介します。

皮付きのサトイモについて言えば、おいしいものはしま模様がはっきりしていて、実が固く締まっているもの。独特のぬめりがあるため、皮をむいたり調理をしていると手がかゆくなりますが、塩を手につけることで防げます。このぬめりに栄養がたくさん含まれているのです。

つぶしたサトイモとごはんを混ぜ合わせ焼けば、サトイモ団子の出来上がり。ねっとりした粘り気のあるサトイモとごはんは、実は相性抜群。どんな食感だと思いますか? 記者はベタッとした感じをイメージしていましたが、もちもち、ツルッとしていました。

ボリューム満点、さまざまな具材のうま味がぎゅっと詰まった汁物です。フーフー、ハフハフ言いながら、熱々をどうぞ。

(協力:食生活改善推進協議会櫛引支部)

材料(4人分)

米2合、サトイモ200g、鶏モモ肉200g、ゴボウ1/2本、マイタケ1パック、ブナシメジ1パック、糸コンニャク200g、長ネギ1本、セリ1束、鶏がらスープ800cc、しょうゆ・酒・みりん各大さじ4

作り方

  1. サトイモは5ミリ程度に切り、普通の水加減の米と一緒に炊き上げ、米粒が半分残る程度につぶしておく。ピンポン球大くらいに丸めてつぶし、こげ目がつくようにフライパンなどで焼く。
  2. ゴボウはささがきにして、肉や野菜は食べやすい大きさに切っておく。
  3. 鍋に鶏がらスープを入れゴボウを加えて火にかけ、煮立ったらキノコ、ざく切りにしたセリの根元、鶏肉、糸コンニャクを加えて、あくを取りながら煮込む。
  4. しょうゆ、酒、みりんで味を調える。
  5. 斜め切りのネギ、細切りにしたセリの柔らかい部分を加えひと煮立ちさせる。
  6. おわんに焼いたサトイモ団子を入れ、熱い汁をかける。
 

1人分の栄養価

エネルギー 484kcal
たんぱく質 19.9g
脂質 5.1g
塩分 2.1g
調理風景の写真
サトイモ団子は、油を使わなくてもよいフッ素樹脂加工のフライパンかオーブントースターで焼きます
2008年11月25日 up
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