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健康料理レシピ集「美食同元」20「ミズの3色あえ」

ミズの3色あえの写真

春から初夏にかけて、山には旬を迎えた山菜が次々と顔を出します。さまざまな種類がありますが、その中でもミズ(赤ミズ)はクセがなく、1年草のため秋ごろまで長く食べられます。

ミズにはカルシウムとビタミンCが多く含まれます。ビタミンCはほとんどの野菜や果物に含まれますが水溶性なので、ゆでたりすると溶け出してしまうのが欠点。ミズのビタミンCを効果的に取りたい場合は生のままいただきましょう。

皮をむいたミズは氷水に浸しておきます。1時間ほどおくと、U字形にくるっと丸まり「格好も味も良くなる」そうです。また「ちょっと塩気が残った方が良い」とのことなので、ゆでるときは塩を多めに。見る見るうちに鮮やかな緑にゆで上がります。

緑、赤、黄の3色がそろった彩りのきれいなあえ物です。食べやすく、どんな調理法でもOKなミズは「ニンジンのようなもの」とヘルスメイトさん。ミズ、タケノコ、マグロの油漬け缶詰を煮た1品を持参してくれた方もいました。万能選手なので、いろいろな料理に使ってみてください

(協力:鶴岡市食生活改善推進協議会温海支部)

材料(8人分)

赤ミズ450g、ニンジン中1本、卵2個、しょうが少々、すりゴマ少々、塩少々、しょうゆ大さじ2、砂糖大さじ2、みりん大さじ1、油適量

作り方

  1. ミズは葉を取り、先の方から折りながら皮をむき、お湯に塩を多めに入れてゆでる。
  2. ニンジンは千切りにして塩を入れてゆでる。
  3. 卵は薄焼き卵にして千切りにし、しょうがも千切りにする。
  4. すべてボウルに入れて調味料とゴマを加えて混ぜる。
 

1人分の栄養価

エネルギー 62.6kcal
たんぱく質 3.2g
脂質 1.4g
塩分 0.9g
調理風景の写真
この日は氷水に浸す時間が短かったため、あまり丸まりませんでした
2008年6月17日 up
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