春から初夏にかけて、山には旬を迎えた山菜が次々と顔を出します。さまざまな種類がありますが、その中でもミズ(赤ミズ)はクセがなく、1年草のため秋ごろまで長く食べられます。
ミズにはカルシウムとビタミンCが多く含まれます。ビタミンCはほとんどの野菜や果物に含まれますが水溶性なので、ゆでたりすると溶け出してしまうのが欠点。ミズのビタミンCを効果的に取りたい場合は生のままいただきましょう。
皮をむいたミズは氷水に浸しておきます。1時間ほどおくと、U字形にくるっと丸まり「格好も味も良くなる」そうです。また「ちょっと塩気が残った方が良い」とのことなので、ゆでるときは塩を多めに。見る見るうちに鮮やかな緑にゆで上がります。
緑、赤、黄の3色がそろった彩りのきれいなあえ物です。食べやすく、どんな調理法でもOKなミズは「ニンジンのようなもの」とヘルスメイトさん。ミズ、タケノコ、マグロの油漬け缶詰を煮た1品を持参してくれた方もいました。万能選手なので、いろいろな料理に使ってみてください
赤ミズ450g、ニンジン中1本、卵2個、しょうが少々、すりゴマ少々、塩少々、しょうゆ大さじ2、砂糖大さじ2、みりん大さじ1、油適量
エネルギー | 62.6 | kcal | |
たんぱく質 | 3.2 | g | |
脂質 | 1.4 | g | |
塩分 | 0.9 | g |