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健康料理レシピ集「美食同元」45「温海カブの寒天」

温海カブの寒天の写真

漬物のパリパリとした歯応えは、歯の弱ったお年寄りには食べづらいこともあります。今回は、そんなお年寄りにも漬物のおいしさを味わってほしいと、ヘルスメイトさんが試行錯誤して作り上げた一品。温海カブの甘酢漬けの味はそのままに、誰でも食べやすいように仕上げました。

甘酢漬けは通常、ゴロゴロとしたくし型ですが、食べやすくするためにすりおろします。でも、甘酢をたっぷり吸ったカブはすりおろしにくい。そこでヘスルスメイトさんが考えたのが、生のカブをすりおろして酢の物にし、それを寒天で固めるというものでした。

酢の物は前日のうちに作り、味をなじませておくのが良いようです。独特の辛みも和らぎます。寒天とよくなじませることもポイント。このときカブは紫色ですが、固めるとピンクが鮮やかな“おなじみの色”になります。

漬物のように力を入れてかむ必要がなく、さっぱりした後味で、おかずにもデザートにもなります。お正月料理に添えると、テーブルが華やぎそう。ダイコンでもおいしく作れます。

(協力:食生活改善推進協議会温海支部)

材料

温海カブ大2個、酢100cc、砂糖200g、棒寒天1本、水200cc

作り方

  1. 温海カブはよく洗って皮をつけたまま、おろし金でおろす。
  2. 棒寒天を小さくちぎって200ccの水につけておく。
  3. 砂糖と酢を混ぜ合わせる。
  4. 1と3を混ぜ合わせる。
  5. 2を加熱して鍋で煮詰める。寒天が溶けたら4を入れてもう一度煮立てながら煮詰める。
  6. 荒熱をとってから型に流し入れ、冷蔵庫で30~60分冷やす。
 

1人分の栄養価

エネルギー 91kcal
たんぱく質 0.6g
脂質 0.1g
塩分 0g
調理風景の写真
酢の物は寒天とよくなじませましょう
2008年12月22日 up
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