2013年(平成25年) 7月24日(水)付紙面より
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鶴岡市の山戸小学校(工藤幸吉校長、児童16人)の学校行事「山戸っ子わくわくお泊り教室」が同校を中心に行われている。初日の22日は、5、6年生が「ツリーイング」や野外炊飯などを楽しんだ。
自宅を離れて集団生活や野外活動を体験することで、児童の主体性や自立心を養おうというもの。同校が県金峰少年自然の家や県森林研修センターなどの協力で、今回初めて企画した。
初日の22日は、5、6年生計4人が、竹などを活用した食器や箸を製作したほか、1本のロープを高所に掛け、特殊な結び目で作った輪を移動させて上る「ツリーイング」、野外炊飯などに挑戦した。
ツリーイングは外で行う予定だったが、悪天候のため同校体育館に変更。5、6年生のほか、3、4年生6人も参加し、悪戦苦闘しながらも、7メートルほどの高さまで上っていった。児童たちは「高い所は気持ち良い」「慣れると早く上れたよ」などと笑顔を見せ、楽しんでいた。
お泊り教室は、5、6年生が22―26日の4泊5日、3、4年生は23―26日の3泊4日、1、2年生は24―26日の2泊3日の日程で行われる。
期間中、由良海岸でのいかだ作りや致道博物館の見学、ボランティア活動、野外炊飯などに取り組む予定だが、天候で変更される場合がある。