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2013年(平成25年) 10月20日(日)付紙面より

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伝統の魅力を再発見 実演と体験楽しみ特産直売にぎわう

 鶴岡市関川地区の特産品・しな織をPRする「関川しな織まつり」が19、20の2日間の日程で、同地区の関川しな織センターなどで始まった。会場にはたくさんの人が訪れ、しな織体験や特産品の直売でにぎわっている。

 しな織は日本最古の織物の一つで沖縄の芭蕉布、静岡の葛布と並ぶ日本の代表的な古代布。関川地区のしな織は同地区の女性たちの手で受け継がれてきた伝統工芸で、2005年には庄内で初めて国の「伝統的工芸品」に指定された。まつりはしな織の魅力を広く知ってもらうとともに、関川地区内外の人との交流、地区住民の連帯感の醸成などを狙いに実行委員会(五十嵐善幸会長)が主催する。毎年この時期開催し、今回で25回目。

 初日の19日午前は開会式が行われ、五十嵐会長が「25回目の節目の年。新たな気持ちで取り組み、穏やかな絆、つながりを深めていきたい」とあいさつ。会場ではキノコや山菜、赤カブなど農産物の直売やとち餅、なめこそば、カジカ焼きなどの販売が行われ、人気を集めた。

 しな織センターでは公募で今年の「しな織姫」に選ばれた林香名さん(22)=同市みどり町、学生=と高橋明子さん(20)=同市淀川町、学生=がかすりの着物姿でしな織を実演。また、コースター作り体験コーナーやしな織製品の販売、しな織糸作りやしな縄細工の実演なども行われた。

 20日は午前9時から午後3時まで。

かすりの着物姿でしな織を実演するしな織姫たち
かすりの着物姿でしな織を実演するしな織姫たち



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