2014年(平成26年) 1月29日(水)付紙面より
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鶴岡市の福栄小学校(宮島昭子校長、児童41人)で28日、姉妹校の鹿児島県曽於(そお)市(旧大隅町)の笠木小学校に雪をプレゼントしようと、児童たちが雪の箱詰めを行った。
両町の交流は、「戊辰の役」で旧大隅町ゆかりの岩川私領五番隊と庄内藩が旧温海町関川地区で戦ったことが縁で、1996年に始まった。両校は2000年から交流し、06年には姉妹校盟約を締結、年賀状や手紙の交換などを通して交流を深めてきた。昨年11月には5、6年の児童が初めて同校を訪問した。
雪のプレゼントは、めったに雪が降らない地域の笠木小の児童から雪遊びを楽しんでもらい、より一層交流を深めようと毎年行っている。
この日の作業には全校児童が参加。児童たちが動物やゲームのキャラクター、笠木小児童へのメッセージを手書きした発泡スチロール箱6箱を用意し、校舎前に降り積もった雪を優しく丁寧に箱詰めした。
箱詰めした雪は同日中に発送し、笠木小へは31日ごろ届くという。