2014年(平成26年) 4月1日(火)付紙面より
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鶴岡市のあつみ温泉街で30日、雛(ひな)まつりが行われ、巫女(みこ)舞の奉納や子どもたちの健やかな成長を祈願する「流し雛」などが行われた。
雛まつりは、温泉街のにぎわいを創出しようとあつみ観光協会温泉支部(若松邦彦支部長)が主催する「あつみ温泉・湯のまち人形めぐり」(3月1―31日)の一環で毎年実施している。
この日は朝から雨が降るあいにくの天候となったが、主会場のあつみホテル温海荘には家族連れが訪れ、折り紙でおひなさまを折った。
午前11時から、人形めぐりの期間中に各旅館などを訪れた観光客が折ったひなも合わせて祭壇に飾り祈祷(きとう)し、地元の小学生の女の子6人が巫女舞を奉納した。その後、近くを流れる温海川の川岸に移り、巫女装束の子どもたちが長さ30センチほどの紙の舟にひなを乗せて川に流した。