2014年(平成26年) 6月8日(日)付紙面より
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鶴岡市のあつみ温泉「ばら園まつり」が7日に始まり、見頃を迎えた数々のバラの花が訪れた人たちの目を楽しませている。
同温泉街のばら園は1962年、熊野神社の草相撲場に地域の憩いの場としてバラを植えたのが始まり。現在は約90種3000本のバラが植えられている。ばら園まつりはあつみ観光協会が中心となり、毎年この時期に開催しており今回で48回目。
前日の6日から観光客などがばら園に足を運び、赤やピンク、だいだい、白、黄など鮮やかな色に染まったバラの花を観賞し、記念写真を撮るなどしていた。三重県から来た60代の夫婦は「4泊5日で東北を旅行していて、温海にばら園があると聞いて立ち寄った。こんなに大輪のバラがたくさん咲いているのを見たのは初めて」と話していた。
入園料無料。15日にばら園内で「ばらを楽しむお茶会」(午前11時)、「フラワーアート教室」(同)が行われる。問い合わせはあつみ観光協会=電0235(43)3547=へ。