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2015年(平成27年) 2月27日(金)付紙面より

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伝統の「しな織」体験 温海中コースターやストラップ作り

 鶴岡市立温海中学校(越中聡校長、生徒200人)の1年生が26日、同市の関川しな織センターで織り機を使ってのコースター作りや、しな織のストラップ作りなどを体験した。

 同校が毎年この時期に実施している体験教室。総合学習の時間を利用し、地元の伝統文化を深く理解する地域学習の一環で、さらに2年生時の修学旅行で京都の西陣織体験を行う際の予備学習も兼ねている。

 今回は1年生56人が参加。3班に分かれ、しな織ストラップ作り、織り機でのコースター作りの各体験のほか、関川しな織協同組合の五十嵐正組合長の講話を聞いた。各体験ではセンター職員や地元住民が指導。また、温海地域に県内外から中高生の修学旅行の受け入れを図ろうと活動しているNPO法人「自然体験温海コーディネット」のメンバーがタイムスケジュールや安全面の管理に協力した。

 このうちコースター作り体験では10台の織り機に生徒が交代で座り、実際に織り機を動かしながらしな糸が紡がれる様子を目の前で観察。指導者から「左足を思い切り踏み込んで」「縦糸に横糸を通して」などと教わり、「パタン、パタン」と音を立てながら作業を進めた。白幡大純君(13)は「最初は難しいと思ったが、織り機の仕組みが分かり慣れてくると楽しくなってきた。来年の修学旅行で役立てたい」と話していた。

「パタン、パタン」と音を立てながら、温海中の1年生が織り機を動かした
「パタン、パタン」と音を立てながら、温海中の1年生が織り機を動かした



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