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2015年(平成27年) 5月19日(火)付紙面より

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「ふるさと休日」を推進

 酒田青年会議所(JC、菊池武彦理事長)の「ふるさと休日シンポジウム」が15日、酒田勤労者福祉センターで開かれ、酒田まつり本祭りが行われる今月20日を「ふるさと休日」として推進することや同まつり活性化策について、県外事例などを交え考えた。

 「ふるさと休日」は観光庁が2010年度から「家族の時間づくりプロジェクト」の一環で推進。地域ごとに「ふるさと休日」を設定して学校や企業に休業日とするよう働き掛け、家族の旅行や地域行事への参加を促すもの。酒田市では1市3町による「庄内北部定住自立圏」の取り組みで遊佐町と連携して本年度から推進。同休日を周知するための組織づくりや宣伝費などが助成される。

 今回のシンポジウムは、地域の歴史・伝統文化の継承、郷土愛の醸成などを狙いに、同JC「未来へつなぐまつり委員会」(青塚大輔委員長)が中心になって開催。市民を含め約80人が参加した。

 県外講師として、酒田まつりと同様に開催日を固定し平日にも開いている秋田市の「土崎港曳山まつり」実行委員会理事の細川信二さんが講話。小学校では同まつり前の土・日に学校独自に祭りを行い、その代休を曳山まつり当日に充てて参加を促したり、地元企業の中には祭りへの参加を勤務扱いにして残業代まで支給するなど、地域を挙げて祭りを盛り上げている取り組みを紹介。「休日になっても子供が祭りに参加せず、露店だけではあまり意味がない。伝統の素晴らしさや地域コミュニティーを醸成する教育、観光と連動し、祭りの発展と地域の繁栄、伝統の継承を図るべき」と訴えた。

 最後に、同JC未来へつなぐまつり委員会の青塚委員長が、先月30日に立ち上がった酒田市・遊佐町「ふるさと休日」推進会議と同JCが連携して、酒田まつりの未来像を探りながら同休日を推進していく方向性を提言した。

酒田まつりやふるさと休日の在り方を考えたシンポ
酒田まつりやふるさと休日の在り方を考えたシンポ



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