2015年(平成27年) 7月23日(木)付紙面より
ツイート
鶴岡市の山戸小学校(工藤幸吉校長、児童22人)の学校行事「山戸っ子わくわくお泊り教室」が同校を宿泊場所に行われている。初日の21日は、児童たちがロープを使った木登りを楽しんだ。
金峰少年自然の家などの協力を得て2013年から毎年この時期に実施。自宅を離れて集団生活や野外活動を体験することで児童の主体性や自立心を養う狙い。来年の小学校統合を控えた同校では今回が最後の開催となった。
初日の21日は、3―6年生11人が、同校敷地内にある約15メートルのケヤキで、ロープワークを駆使して高所に登る「ツリーイング」に挑戦。初めにインストラクターから安全な登り方の指導を受けた児童たちは、「どうやって結ぶんだっけ」などと苦戦しながらも約10メートルの高さまで登り、笑顔を見せていた。4年生の山川和紗ちゃん(9)は「去年より高く登れた。上まで行くと少し怖かったけど楽しかった」と話していた。