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2015年(平成27年) 12月18日(金)付紙面より

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あつみ保育園児が枝に餅を飾り付け 五穀豊穣願う伝統の「団子ならし」

 鶴岡市のあつみ保育園(齋藤祐子園長、園児75人)で16日、五穀豊穣(ほうじょう)を祈願して枝に餅を飾り付ける伝統行事「団子ならし」が行われた。園児たちが、つきたての餅を四方に伸びる枝に飾り付け、正月飾りの準備に取り組んだ。

 同園では、統合前の長徳寺保育園時代から毎年餅つきを実施。伝統的な文化に触れる機会をつくろうと、昨年からは地元のお年寄りたちの協力を得て団子ならしに取り組んでいる。

 この日、同市湯温海の遠藤正司さん(76)と伊藤正勝さん(71)が同園を訪問して餅つき。園児たちは木臼の周りで興味深そうに見守り、力強く振り下ろされるきねに合わせて「よいしょー、よいしょー」と声援を送った。合わせて5升分のつきたての餅を用意した。 

 その後、園児たちは、同園昇降口に備え付けておいたミズキの枝に精いっぱい背を伸ばして飾り付け。つきたてで軟らかく、枝から落ちそうになる餅に苦戦しながらも、紅白の餅で満開の飾りに仕上げていた。

 佐藤聖愛ちゃん(6)は「お餅はべとべとしていて大変だった。面白い木ができた」と話していた。
 
 団子ならしで飾り付けた餅は来年1月中旬まで飾り、その後、あられにして食べるという。

団子ならしで餅を飾り付ける園児たち
団子ならしで餅を飾り付ける園児たち



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