2016年(平成28年) 4月19日(火)付紙面より
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第31回温海さくらマラソンが17日、鶴岡市の温海温泉林業センタースタート・ゴールで行われた。県内外から参加した1700人余りのランナーが雨の中、あつみ温泉街を駆け抜けた。
起伏に富んだ自然豊かなコースを生かし、温泉街の活性化につなげようと地域住民らが実行委員会(五十嵐正実実行委員長)を組織。桜が見頃を迎える時期に1986年から毎年開催している。
今大会は全国各地から1745人がエントリー。小学生を対象にした「つぼみコース(2キロ)」、中学生以上の「さくらコース(5キロ)」、高校生以上の「あかかぶコース(10キロ)」、満18歳以上の「ジャイアントコース(30キロ)」の4コースを用意した。
この日は、小雨が降るあいにくの天候。選手たちは額に雨粒を受けながら、ちょうど見頃の桜を仰ぐ温海川沿いのコースを疾走した。懸命に走るランナーに沿道からは声援が送られた。
2キロのコースに出場した鈴木姫花さん(9)は「お母さんと一緒に出場して今年で3回目。雨のレースはきつかったけど目標のタイムに届いた。5キロのコースに出場するお母さんにも頑張ってもらいたい」と話していた。