2016年(平成28年) 10月23日(日)付紙面より
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鶴岡市の鼠ケ関港で水揚げされたズワイガニや紅エビが味わえる「とれたてお魚市 エビ・カニまつり」が22日、同港の県漁協念珠関支所市場で開かれた。エビやカニの料理や格安販売に大勢が訪れにぎわった。
地元住民らで組織する鼠ケ関地域協議会「蓬莱(ほうらい)塾」(佐藤眞紀子会長)が、地域資源を活用したまちおこし活動の一環で毎年実施。
この日会場では、エビ汁やカニ汁をはじめ、にぎりずしや丼物などのメニューや、一夜干しやイカ焼きなど鼠ケ関の「うめもの」が地元飲食店などによって販売された。直売ではカニ約160杯を用意。午前11時の販売開始を前に長蛇の列ができていた。
友人2人で訪れた安藤育江さん(36)=三川町横山=と斎藤有紀子さん(36)=鶴岡市外内島=は「1杯1000円と考えられないくらい安い」「焼きガニはふんわりちょうどいい焼き加減。みそが濃厚」などと話していた。