2015年(平成27年) 4月30日(木)付紙面より
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鶴岡市由良の「海洋つり堀」が29日、今季の営業を開始した。今回、これまで海洋つり堀を運営していた市から、地元有志で立ち上げた「一般社団法人海の駅ゆら」(佐藤義男理事長)に経営が移行され再スタート。初日は120人余りの家族連れが繰り出し、ギンザケやカレイ、テンコなどを狙って釣りざおを並べた。
海洋つり堀は1978年に市が開設。例年4―10月に営業しており、手軽に海釣りを体験できることから地元のほか内陸や県外からの団体客も多い。昨年度までの延べ入場者数は約62万人。今回、市の行財政改革の一環で民間へ施設の無償貸与が決定。由良地区の漁業者や自治会関係者が「海の駅ゆら」を今年1月に立ち上げ、海洋つり堀の運営を引き継いだ。
オープン初日は開場前から大勢の家族連れが海洋つり堀前に行列をつくった。午前9時ごろからオープニングセレモニーが行われ、「海の駅ゆら」役員で由良自治会長の佐藤峯男さんが「季節ごとにさまざまな海の魚を放し、家族で楽しめるような由良の観光スポットとしたい」とあいさつした。
その後、来場者が堀に放されたカレイやヒラメ、ギンザケ、テンコなどを狙って次々と釣りざおを伸ばした。中には開始30分ほどで10匹余りを釣り上げる人もいた。祖父母と一緒に酒田市から来た高橋祐希人君(10)は「この釣り堀は初めて。ウマヅラを釣り上げたら引きが強くて驚いた。もっとたくさん釣りたい」と笑顔で話していた。