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2015年(平成27年) 7月19日(日)付紙面より

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「大きくなってね」願い込め

 鶴岡市苗津の赤川河川緑地で17日、アユ稚魚放流会が行われ、栄小学校(齋藤祐子校長)の4―6年生が「大きくなってね」と清流に約3500匹のアユを放した。

 放流会は、赤川の湯野沢地区で川幅を広げる河道掘削工事を手掛ける小野寺建設(岩崎信雄作業所長)主催、赤川漁業協同組合の後援で行われた。地域へ感謝の気持ちを伝えるとともに、次世代を担う子供たちから自然や生物へ親しみを持ってもらうことが狙い。

 この日は栄小の4―6年生18人が赤川河川敷に足を運んだ。アユは昨秋ふ化し、同市三瀬の県栽培漁業センターで体長10センチ余りまで育てられたもの。児童たちは同社の作業員や赤川漁協の組合員のアドバイスを受けながら、バケツに入ったアユを川へそっと放流した。

 放されたアユが群れを成して気持ち良さそうに泳ぐ様子に、児童たちは「あっちに行った」「元気に泳いでいるよ」と言葉を交わし、川の流れに消えるまで姿を見守った。渡部桃さん(10)は「思っていたよりアユは大きくてバケツの中で水を跳ね飛ばしていた。大きく育ってほしい」と話していた。

赤川河川敷で栄小の児童たちが約3500匹のアユを放流した
赤川河川敷で栄小の児童たちが約3500匹のアユを放流した


2015年(平成27年) 7月19日(日)付紙面より

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将来はレスキュー?わくわく消防体験

 防火や防災、救急、救助などさまざまな消防の仕事を学ぶ「消防フェスティバル2nd・てんじんくんプロデュース」が18日、鶴岡市美咲町の鶴岡市消防本部で行われた。参加した子どもたちが初期消火訓練や消防隊員の訓練見学を楽しんだ。

 消防本部の運営方針である「地域に根差した火災予防と迅速・的確な災害対応による安全・安心な街づくりの推進」のため関係団体と連携して開催し、防火・防災・救急・救助など消防全般に対する住民の理解と協力を深めようと同本部が昨年初めて実施。2回目の今回は、厳しい研修期間を終えて消防士を拝命した同本部のマスコットキャラクター「てんじんくん」が、初任務として企画運営を担当するという設定で行われた。

 この日は開始と同時に大勢の親子連れが会場を訪れた。初めに開会セレモニーが開かれ、同本部の神林只男消防長が「大いにフェスティバルを盛り上げることを命ずる」と述べて、てんじんくんを消防士に任命した。会場には、レスキュー訓練見学や消防隊員なりきり放水体験、起震車での地震体験、煙避難、ポリ袋を使った炊き出し調理などさまざまな体験コーナーが並んだ。

 このうち、消防隊員なりきり放水体験では、子どもたちが防火衣とヘルメットを身に着け消防車の放水に挑戦。両足を踏ん張り、消防職員と共にしっかりとホースを持って狙いを定めていた。祖父母たちと訪れた榎本瑠輝君(5)は救助訓練を見て「はしごをすごい速さで登っていてかっこよかった。将来は消防士になりたい」と笑顔で話していた。

レスキューチャレンジでロープ移動訓練に挑戦した
レスキューチャレンジでロープ移動訓練に挑戦した



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