2024年(令和6年) 3月29日(金)付紙面より
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鶴岡市の湯田川温泉梅林公園で梅の開花が進み、来園者たちの目を楽しませている。見頃を迎える今月30(土)、31(日)の両日には同公園で「梅まつり」が行われる。
同公園に植えられた梅は紅梅、白梅など約300本。同温泉観光協会によると今年は2月中旬ごろから咲き始めたものの、3月中の寒さで開花は足踏み。27日は園内全体で七分ほどの開花状況という。
この日は暖かい日差しが降り注ぐ春めいた天候となり、昼過ぎから公園内は梅を楽しむ家族連れの姿が見られた。木によっては九分咲きとなっており、大きく開いた梅に「わあ、きれい」と声を上げ、スマートフォンで撮影する人もいた。妻と7カ月の長男の家族3人で酒田市から訪れた枝祐輔さん(30)は「初めて来たが、(公園に向かう)階段からたくさんの梅が見えてとてもきれい。ほのかな良い香りも漂っている」と話していた。
梅まつりでは、公園内で温泉旅館特製の梅見弁当「ウメミデランチ」を販売する。30、31日とも午前11時から売り切れまで。31日は公園内で旅館の女将による「梅林の野点」(午前11時~午後2時)や、湯田川温泉神楽(午後2時~)が行われる。
問い合わせは湯田川温泉観光協会=電0235(35)4111=へ。
2024年(令和6年) 3月29日(金)付紙面より
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鶴岡市の桜の名所・鶴岡公園で夜桜を演出する花見ぼんぼりの設置が進められている。市都市計画課公園緑地係によると「3月の寒さが影響してつぼみがまだ小さい。開花宣言は4月10日ごろの見込み」という。
ぼんぼりは鶴岡商工会議所が地元企業の協賛で桜の開花期に合わせ毎年設置している。今年は協賛企業名や「桜まつり」などの文字が入ったぼんぼり計159基を設置する。
ぼんぼりの設置は26日に始まり、27日は公園南側の県道沿いで委託を受けた市内の建設会社の作業員3人が作業を進めた。ぼんぼりと約3メートルの支柱をくぎやワイヤで固定し、1本ずつ地面に差していた。
設置作業は28日まで行われ、開花宣言に合わせて点灯する。点灯時間は午後5時半から同9時までで、点灯期間は4月中旬ごろまで。
花見の期間中、同公園内の護国神社前庭で4月上旬から中旬にかけて桜のライトアップが行われるほか、山形交響楽団の夜桜演奏会(6日午後6時、荘内神社参集殿、参加無料)や花見茶会(7日午前11時~午後3時、荘内神社境内、参加費700円)など各イベントが予定されている。
2024年(令和6年) 3月29日(金)付紙面より
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「みづほの子ども食堂お料理教室」が24日、鶴岡市大山二丁目のキッチンレンタル「コワーキングキッチン花蓮」で開かれた。公募で集まった小学生親子5組が参加。キッチンFutabaの渡部英俊シェフを講師に「塩だれ豚バラ丼」など3品にチャレンジした。
3年前から毎月、鶴岡と酒田で交互に「子ども食堂」を展開している「みづほ産業」が「サスティナ鶴岡」とキッチンFutabaの協力を得て「料理の面白さとみんなで食べる楽しさを伝えよう」と企画した。
教室には小学1年から6年の女子児童がエプロンを着てオープンキッチンに立ち、渡部シェフから豚バラ丼のほかに豆腐とワカメのみそ汁、デザートのチョコカップケーキの作り方を教わった。
渡部シェフは「タマネギはなるべく薄めに切って」と子どもたちにアドバイス。鶴岡市から参加した櫻井まおさん(6年)は「本格的な手料理は初めて。最初にしてはうまくできたと思う」と笑顔を見せた。
今回は母親の手助けが全くない料理教室で、お昼に子どもたちが作った3品を会食。お母さんたちは料理を食べながら娘の成長に目を細めていた。