2024年(令和6年) 7月18日(木)付紙面より
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「右よし、左よし、後方よし!」。県交通安全自転車大会(県交通安全協会主催、6日・天童市)の子供の部に出場した鶴岡市の羽黒小学校チームが優勝し、東京(8月7日東京ビッグサイト)で行われる全国大会に山形県代表として出場する。自転車の安全運転技術を競う大会で、女子児童のメンバーは「目標は高く全国優勝」と本番に向けて練習を重ねている。
全国大会に出るのは、いずれも5年生の齋藤凛花(りんか)さん、板垣咲季(えみり)さん、五瓶咲耶(さくや)さん、齋藤愛莉(あいり)さんの4人。県大会では信号のない交差点の右折や踏切通過の仕方、S字と8の字走行などの安全技術を見事にこなし、団体(最も減点の合計点が少ないチーム)で優勝。個人では凛花さんが1位に輝いた。凛花さんは「県大会では練習通りできたと思う。減点が少なく済むよう、またみんなと一緒に練習して全国大会でも頑張りたい」と笑顔を見せた。
16日には羽黒小駐車場で優勝報告会が行われ、4人がそれぞれ自転車に乗って安全走行と技能走行を披露した。4人は羽黒体育館駐車場で練習を積み全国大会に備える。
なお、一般の部で参加したいずれも羽黒地域の丸山浩志さん、東海林保彦さん、冨樫正志さんのチームが団体で1位となり、個人でも丸山さんが優勝した。
優勝した凛花さんを除く羽黒小の県大会の個人成績は次の通り。
▽順位=2板垣咲季 4半沢旭(羽黒小男子5年) 5五瓶咲耶 6齋藤愛莉