2024年(令和6年) 8月14日(水)付紙面より
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障害者が作った品物を販売する「こしゃたなマルシェ」が9、10の両日、三川町のイオンモール三川で開かれた。
障害者の取り組みを応援しようと県庄内総合支庁が庄内にある各就労継続支援B型事業所に呼びかけて企画した。これまでは総合支庁のロビーで開いてきたが今回はイオンモール三川の協力を得て、買い物客でにぎわうメインストリートを会場にした。
マルシェには▽障害者支援センター「よつばの里」▽多機能型事業所いちほ▽障がい者福祉サービス事業所たぶの木▽もみじが丘▽障害福祉サービス事業「作業所月山」「スローワーク新町」▽障がい福祉サービス事業所いっぽ▽障害者支援オフィス「ひので」▽「りーふ」―などが参加。酒田光陵高校のビジネス流通科の生徒が実習を兼ねて販売を手伝った。
店頭にはアクセサリー、パウンドケーキといった菓子類、生活雑貨、夏野菜などが並び、立ち寄った人たちがお気に入りの品を買い求めた。子どもを連れた主婦は「丹精込めて作られたものばかり。完成度が高くて驚いた。障害者の頑張りを支えたい気持ちになる」と話した。こしゃたなマルシェは秋にも開く予定。