2022年(令和4年) 12月25日(日)付紙面より
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酒田市松山地域の旧内郷小学校にクリスマスイルミネーションが設置され、優しい光のコントラストが見物客の目を楽しませている。
松山のにぎわいを創出しようと、地域の有志らで組織する「松山にぎわい創出実行委員会」(齊藤薫実行委員長)が企画。2019年から松嶺、山寺、南部、内郷の松山地域4地区持ち回りで行っている。4回目となる今回は、今月7日に同実行委メンバーが旧内郷小学校昇降口前に設置。同19日から点灯を始めた。
イルミネーションは、高さ約3メートル、幅約9メートルの大きさ。約6000個のLED電飾を使い、そりに乗るサンタクロース、星、氷の結晶などを赤や青、黄色で色鮮やかに表現している。
今月21日夜には見物の親子連れらが訪れ、イルミネーションの前で写真を撮ったり、喜ぶ子どもの動画を撮影するなど楽しんでいた。訪れた同小OBの女性は「閉校になってしまって寂しかったが、こんな形で母校を見られるとは思わなかったのでうれしい」と話していた。
同実行委によると、今月26日(月)からはレイアウトを変えて展示予定。イルミネーションは午後4時半―9時、来年1月11日(水)まで点灯される。