2011年(平成23年) 9月4日(日)付紙面より
ツイート
今年で19回目を迎えた遊佐町の「奥の細道鳥海ツーデーマーチ」が3日、町内一帯で開幕した。4日までの2日間、全国各地から参加したウオーカーが自らの体力に合わせ、計10コースをそれぞれ歩く。初日は5コースに計1774人がエントリーした。
町内の大自然に浸りながら全国のウオーカーたちと交流することで、町民の健康づくりに役立てようと、町、日本ウオーキング協会などが1993年から毎年この時期に開催している。
初日は「緑と庄内砂丘、日本海コース」と銘打ち40、25、10、5、1キロの5コースで行われた。スタート・ゴールはいずれも町民体育館前広場。このうち10、5、1キロの合同開会式では、地元・高瀬小6年が「元気に歩くぞ。エイエイオー」と声を合わせた後、参加者が次々とゲートをくぐりスタート。強い日が差し、強風が吹き付ける中、黄金色に色づき始めた田園、陽光を浴びて輝く日本海、道端に咲く草花に秋の気配を感じながら、参加者は自分の体力に合わせ歩いていた。
2日目は、「水と鳥海山麓(ろく)、自然コース」で、30、20、10、5キロの4コースと、酒田市街地を巡るエコウオークが行われる。