2013年(平成25年) 1月26日(土)付紙面より
ツイート
酒田市・遊佐町中学校生徒会連絡協議会が24日、同市ひらたタウンセンター・シアターOZで開かれ、両市町の9中学校の生徒会代表が取り組み発表や意見交換を通して交流を深めた。
この連絡協議会は、生徒会活動に関して意見や情報を交換し成果を共有することで、各校での活動の充実を図ろうと毎年この時期に開催。今回は「『仲間』と共に一歩ずつ輝く未来(あした)へふみだそう」をスローガンに掲げ、9校の生徒会代表計約60人が参加した。
開会行事で、事務局を担当する飛鳥中の渡部俊明校長は「この機に『良いリーダーとはどういうことか』ということを考えてほしい。より良い学校づくりに向け、活動に期待する」、同校の久保田玖太生徒会長は「一人一人がリーダーとしての自覚を持ち、輝く未来を築き上げよう」とそれぞれあいさつした。
全体会では、2006年度の協議会で採択した▽あいさつや礼儀、マナーを大事にする▽相手に対する思いやりの心を大事にする▽きまりを守ることを大事にする▽一人一人が考え、行動することを大事にする―の4項目から成る「宣言アピール」を踏まえ、各校代表が生徒会の取り組みなどを発表した。
このうち、昨春に平田中と合併した新酒田二中の生徒代表は「酒田まつりに参加するなど、地域との触れ合いを大切にしている。これからも積極的に新生二中をPRしたい」、生徒会役員が学区内の小学校に出向き、あいさつ運動を行っている酒田三中の代表は「『あいさつのできる三中』を目指していきたい」などと述べた。
引き続き分科会を開催し、参加者が4グループに分かれ、それぞれ「宣言アピール」の4項目について理解を深め合った。