2013年(平成25年) 11月5日(火)付紙面より
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鶴岡市温海地域の特産品「あつみかぶ」の生産が盛んな同市一霞地区で3日、「21世紀かぶ祭りin一霞」が行われた。袋入りの生カブやかぶ漬け、山菜などの特産品が販売され、大勢の家族連れでにぎわった。
同地区は約400年前から山の斜面を利用した焼き畑栽培であつみかぶを栽培しており、加工した赤かぶ漬けが知られている。白カブと比べて赤カブは、うま味成分のグルタミン酸が多く含まれ、程よい辛みと歯触りが特長。地元の自治会や生産者などで組織する実行委員会(五十嵐悠助委員長)が毎年この時期に開催。
イベントは午前10時にスタート。生カブは10キロ入り2500円、5キロ入り1250円で販売され、開会前から長蛇の行列ができた。中には10袋前後を買う人もおり、スタッフが手押し車に乗せて購入者の車まで運んでいた。午前8時から並んだという同市湯温海の70代男性は「10キロ入りを2袋買った。自分の家で食べるほか、親戚などに配りたい」と話していた。
五十嵐委員長は「昨年より寒暖の差が小さいためか、収穫量や個体の大きさにややばらつきがあるものの、今年は全体的に良い出来となった」と話していた。
このほか、会場では地元生産者が手作りしたかぶ漬け、ワラビなどの山菜、とち餅、とろろご飯、納豆汁などが販売され、人気を集めていた。また、近くの民家座敷でのお茶会や、あつみ温泉の宿泊券などが当たるダーツゲーム大会なども行われた。
2013年(平成25年) 11月5日(火)付紙面より
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鶴岡市錦町のエスモールで2日、高さ約6メートルの光り輝くクリスマスツリーがお目見えし、来場者に一足早くクリスマスシーズンの到来を告げている。
ツリーは1階吹き抜けの「光の広場」に設置。この日の点灯セレモニーでは、初めに同市内のマリア幼稚園年長児約40人が「聖者の行進」「きよしこの夜」などを楽器演奏やハンドベル演奏で披露。園児たちのカウントダウンでツリーが点灯し青や銀色の装飾の数々がキラキラ輝くと、見物していた買い物客から「きれい」と歓声が上がった。点灯したツリーの下で園児たちが「ひいらぎ飾ろう」などの賛美歌を元気に歌い、クリスマスムードに花を添えた。“エスモールのサンタさん”も登場し、園児たちにお礼のプレゼントを手渡していた。 ツリーは来月25日まで点灯。