2013年(平成25年) 11月14日(木)付紙面より
ツイート
田川地区高等学校生徒指導連絡協議会(会長・佐藤平鶴岡工業高校長)主催の「交通安全研修会」が11日、鶴岡市の庄交学園自動車教習所で行われ、田川地区の高校生たちが自転車を運転する際のマナーやルールについて学んだ。
同研修会は、交通安全に関する知識を深め交通マナーについての意識の向上を図ろうと、同協議会が毎年この時期に実施している。この日は田川地区の8校から生徒や教諭、鶴岡警察署員など約30人が参加した。
初めに生徒たちは教習所内のコースで、乗用車やトラックなどの運転席に座り、死角を体験。また、左折するトラックに自転車が巻き込まれる事故がどのように起こるのかを見学した。
その後、講話や交通安全教育映像の上映を通して、「一時停止はきちんと止まる」「並んで走っては駄目」「携帯電話や傘差し運転は禁止」など自転車運転時のルールや、自転車事故の悲惨さを学んだ。
研修会に参加した羽黒高校1年の土井遙香さん(16)は「実際運転席から見て、死角に入られると本当に見えなくて驚いた。巻き込み事故も怖いので、死角に入らないように気を付けたい」と感想を話した。