2013年(平成25年) 11月28日(木)付紙面より
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鶴岡市の大山保育園(高橋亨園長、園児227人)で26日、食育教室「つや姫でおにぎりをつくろう!たべよう!」が開かれた。
教室は鶴岡市農業委員会の食育・地産地消専門委員会(武田三喜子委員長)が、食育と地元産の米や野菜の消費の拡大を図るとともに、食について小さいうちから学んでもらおうと昨年から行っている。
この日は同専門委員会メンバーなど約10人が同園を訪問。年中児49人が参加した。初めに同専門委員が「1粒の米からおにぎり半分くらいの米ができる」「土、水、太陽から頂くものなので感謝しながら食べましょう」と米について紹介した。
続いて園児たちが実際に米を研ぎ、つや姫でおにぎり作りに挑戦。園児たちは炊き上がる前の米を見て「硬い!」と驚きながらも丁寧に米を研ぎ、熱々ご飯をラップに包んでおにぎりを作った。作ったおにぎりは給食で農業委員たちと交流しながら味わった。
小池真士(まなと)君(5)は「硬かったお米がおいしく軟らかくなってびっくりした。今度は家でもおにぎりを作りたい」と笑顔で話していた。