2013年(平成25年) 12月5日(木)付紙面より
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大宝幼稚園(三浦洋介園長)の「にこにこ発表会」がこのほど、鶴岡市中央公民館で行われ、園児が遊戯や楽器演奏などを披露した。
園児一人一人の豊かな感性と表現力を育もうと毎年、行っている同園の恒例行事。全園児が約1カ月間かけて練習してきた成果を発表している。
この日は、園児84人が出演。劇遊び「6ぴきのこぶた」や創作劇「21人のこびとと白雪姫」などを披露した。園児たちは、練習してきた成果を思う存分に発揮。会場に集まった父母たちから大きな拍手が送られていた。
発表を終えた佐藤空河(くうが)君は「縄跳びの2人飛びが難しかったけど、本番では簡単にできたので良かった」、今井陽菜(ひな)さんは「お客さんがいっぱいいる中で、緊張せずに発表できたので自信が付いた」と話していた。
2013年(平成25年) 12月5日(木)付紙面より
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鶴岡市の大山保育園(高橋亨園長、園児227人)で3日、年長児が恒例の書道練習に取り組んだ。初めて筆を握った園児が多かったが、半紙に伸び伸びと「にじ」と書いて指導者から大きな花丸をもらった。
同園は情操教育の一環として2006年から毎年この時期に大山書道振興会(小林達夫会長)の協力で書道を学んでいる。今回は年長児59人が参加し、小林会長や会員、保育士などが指導に当たった。
初めに小林会長が大山地区に伝わる「サルとカニの昔話」を披露し、園児たちをリラックスさせた。筆の持ち方や道具の説明をした後、書道に挑戦。正座した園児たちは背筋をぴんと伸ばし、手本を見ながら一字ずつ丁寧に書いた。中には半紙からはみ出しそうなほど豪快な筆遣いの園児もいた。小林会長が1人ずつ練習成果をチェックし、「みんな上手」と大きな花丸を付けると園児たちは「やったー」と笑顔を見せていた。
練習は今月10、16の両日も行われ、19日に清書する。園児たちの作品は年末年始ごろ、大山コミュニティセンターなどに展示する予定。