2024年11月28日 木曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2013年(平成25年) 12月7日(土)付紙面より

ツイート

サケ捕獲体験に歓声湧く 温海小 森林自然教室で川の大切さ学ぶ

 山、川、海の流れを通して自然について学ぶ「天魄山森林自然教室」が6日、鶴岡市の温海地区で開かれた。温海小学校(大塚等校長、児童149人)の4年生が、サケ捕獲体験や採卵の見学を行った。

 天魄山の伏流水を利用してサケの稚魚を養殖している庄内小国川漁業生産組合が講師となってサケの捕獲作業の体験、採卵、人工授精の見学を通して生産活動や森の役割、水の大切さを学んでもらおうと、昨年から市温海庁舎産業課と温海小が行っている。

 この日は4年生30人が引率の先生と共に同地区の庄内小国川漁業生産組合ふ化場に集合。子どもたちは小国川に遡上(そじょう)しているサケを見学した後、水槽に移動してサケの捕獲に挑戦。逃げるサケを「あっち行った」「これ大きい」などと歓声を上げながら捕まえた。その後、同組合の五十嵐洋司さんが「雄と雌は体や顔の形の違いで区別できる」「1匹の雌に卵は約3000個入っている」などと説明しながら採卵と人工授精を行い、子どもたちが見学した。

 その後学校へ移動し、割烹山月の伊藤一義料理長と共にサケを調理。バター焼きやどんがら汁を作って天魄山の恵みを味わった。

 阿部柊汰君(9)は「サケのうろこは白色だと思っていたけど、紫や緑などいろんな色があると分かった」、五十嵐彦智君(10)は「小国川にもこんなにサケがいることを知った。川を大切にしたい」と感想を話していた。

子どもたちがサケの人工授精の様子を見学した
子どもたちがサケの人工授精の様子を見学した



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field