2013年(平成25年) 12月24日(火)付紙面より
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クリスマスイブを前にした23日、庄内地方の洋菓子店などはクリスマスケーキ作りでフル回転の一日となった。各店舗には出来たてのケーキを求める家族連れが訪れ、街中がクリスマスの華やいだ雰囲気に包まれた。
鶴岡市東原町のグランドエル・サン(早坂剛社長)ではこの日、パティシエの阿部静佳さんを中心にした10人のスタッフが午前5時ごろから作業。定番となっているイチゴと生クリームに加え、プレミアムラム酒やフランボワーズ、マロン、フランスのチョコレートなどを使ったものなど同社オリジナルのケーキ作りに大忙し。調理台いっぱいに並べたケーキにクリームをたっぷり塗り、クリスマスらしい飾りを載せ、丁寧に箱詰めしていた。
「予約注文を含め約1200個の販売を見込んでいる。9月ごろから今年の流行を研究して12月に入って仕込みを始めた。今年は少し高級感のある、大人も楽しめるケーキが人気のようだ」と販売担当者。ツリーなどを飾ったクリスマスムードいっぱいのケーキ受け渡し場所も設け、笑顔で訪れる家族連れなどに応対していた。