2024年12月4日 水曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2019年(令和1年) 10月20日(日)付紙面より

ツイート

善寳寺で聖観世音菩薩像の開眼法要

 鶴岡市下川の龍澤山善寳寺(五十嵐卓三住職)で18日、聖観世音菩薩像の開眼法要が行われた。京仏師の手掛けた尊像がお披露目され、参列した信徒らが手を合わせた。

 聖観世音菩薩像は、京仏師・櫻井覺山さん(40)が2年かけて制作。2016年に櫻井さんが同寺草創にもゆかり深い妙達上人の尊像を手掛けたことから、「ぜひ櫻井さんの観音様も見たい」との信徒らの要望を受け、五十嵐住職が発願した。台座を含め高さ約190センチでヒノキの寄せ木造り。両目に水晶を入れた「玉眼」が施され、まなざしに潤いをたたえる。

 この日の法要では、隣県から訪れた講中の信徒など合わせて約100人が参列。観世音菩薩の「普門示現」について説いた曹洞宗大本山・總持寺の青山俊董顧問による法話の後、厳かな雰囲気の中五十嵐住職が筆先を仏像に向けて入魂、僧侶らが祈りをささげた。總持寺の乙川暎元監院老師の祝辞に続いて五十嵐住職が「信徒の皆さんと共に歩む善寳寺の道を探してまいりたい」、櫻井さんが「命を削る思いで制作した。皆さんの灯の一つとなれば」と述べた。この日は、聖観世音菩薩の奉納演奏としてジャズコンサートも行われた。

開眼大祈祷で、筆を手にした五十嵐住職(右)が聖観世音菩薩像に入魂
開眼大祈祷で、筆を手にした五十嵐住職(右)が聖観世音菩薩像に入魂



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field