2024年11月30日 土曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2022年(令和4年) 4月6日(水)付紙面より

ツイート

鶴岡市本町二丁目「南銀座通り」 48年ぶり一方通行解除 地元の要請に応え6月中旬 中心商店街活性化とアクセス向上

 鶴岡市本町二丁目の通称「南銀座通り」の一方通行規制が6月中旬にも解除され、48年ぶりに車両の対面通行に移行する。中心商店街の活性化や中心市街地のアクセス向上などを目的に地元から強く要望のあった区間で、2016年3月の「みゆき通り」に続く規制解除となる。鶴岡市などは今後、同様に一方通行となっている周辺の一日市、川端の各通りの規制解除を計画的に進めていく。

 南銀座通りは、主要地方道鶴岡羽黒線から南側の睦町方面に通じる延長約300メートルの市道。両側に各種店舗が立ち並び、銀座通りなどともに同市の中心商店街の一つとなっている。1974(昭和49)年から北から南への一方通行となった。

 当時、周辺の銀座通り、南銀座通り、川端通り、一日市通りなどの各商店街に流入する車両による中心市街地の渋滞緩和策として、各路線に一方通行規制が敷かれた。その後、郊外地での国道7号、112号、345号のバイパス整備などにより、規制当時と比べ交通量や交通形態が変化してきたこともあり、鶴岡商工会議所や地元商店街などが道路管理者の市に対して規制の解除を要望。これを踏まえ市は、10年ほど前から要望のあった路線の一方通行規制解除の検討を始めた。

 南銀座通りについては、みゆき通りの規制解除後の17年度から対面交通に向け、南北両端の交差点改良の事業を進めていた。右折レーン設置などに伴う物件の移転補償、用地取得を行い、21年度までに両端の交差点改良工事が完了した。県公安委員会や地元商店街などと調整を進めているもので、およそ半世紀ぶりに6月中旬にも規制解除の見通しとなった。交差点改良の事業費は約1億2000万円。

 一方、周辺の他の一方通行路線は今後、市が関連工事を継続して進め、南銀座通りと一日市通りの間の市道神楽橋十三軒町線は23年度、川端通りは25年度、一日市通りは28年度の一方通行規制解除を目標にしている。

6月中旬をめどに約半世紀ぶりに一方通行規制が解除され、対面通行に切り替わる南銀座通り(南端の交差点付近)
6月中旬をめどに約半世紀ぶりに一方通行規制が解除され、対面通行に切り替わる南銀座通り(南端の交差点付近)

画像(JPEG)



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field