2022年(令和4年) 4月10日(日)付紙面より
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鶴岡南高には200人(男子80人、女子120人)が入学した。遠田校長は「皆さんは中高一貫校の記念すべき第1期生。新しい仲間とチャレンジして困難を乗り越え、共に活動できる喜びを味わってほしい」と式辞。新入生代表の菅原知咲さんが「今までの伝統を引き継ぎ、新たな学校としての伝統をつくる」と力強く述べた。
新入生の剱持杏珠さんは「先輩たちと制服は違うが、これまで南校がやってきたことは変わらない。(統合したら)私たちなりの伝統をつくっていきたい」、今野柚貴さんは「3年時には人とのつながりが増えて、コミュニケーション力が身に付くと思う。(北高と同じ制服に)不満は特にない」と話した。
鶴岡北高には121人(男子21人、女子100人)が入学。難波校長は「志を高く持ち、チャレンジ精神を忘れず自分の可能性を広げてほしい」と式辞。新入生を代表して佐藤心海さんが「新たな一歩を踏み出し、夢や希望を持ち、一日一日を大切にしたい」と意気込みを述べた。
新入生の佐藤心愛さんは「自分たちだけ制服が違うのは少しだけ不安。庄内中高一貫校の第1回卒業生になれるのは誇らしい。身が引き締まる思い」、先輩となる3年生の五十嵐恵梨さんは「制服が違っても、大好きな後輩になることに変わりないので温かく迎えてあげたい」と話した。
庄内中高一貫校は、鶴岡南高を併設型高校、鶴岡北高を併設型中学校の校舎に開校する。鶴岡南高では本年度から既存校舎の改修・増築工事に入り、9月からグラウンドに建設する仮設校舎で授業を行う。14日には鶴岡南高で、新入生のオリエンテーションの一環で両校の交流が行われ、互いの学校を紹介し合う。