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2024年(令和6年) 8月6日(火)付紙面より

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聖光学院(福島)と東北勢対決 1回戦第2試合 大会5日目の11日

 第106回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が4日、大阪市内で行われ、出場49校の対戦相手が決まった。本県代表で2年ぶり8回目出場の鶴岡東は大会5日目となる11日(日)の1回戦第2試合で福島県代表の聖光学院と対戦する。

 対戦相手が決まった鶴岡東の小林優星主将(3年)は「同じ東北地方の高校との対戦で驚いたが、甲子園という晴れ舞台で戦えることは光栄。鶴岡東の全員野球を貫き、目標の8強以上を達成できるよう頑張りたい」、聖光学院の佐藤羅天主将(3年)は「東北勢同士の対戦は避けたかった。一日ごとに(チームの状態の)マックスを更新し、最後までやり尽くしたい」とそれぞれ抱負を語った。

 聖光学院は1962年創立の私立校。野球部(部員数116人)は3年連続19回目の甲子園出場で、福島大会決勝は今春の選抜大会に出場した学法石川を4―1で破った。昨夏の甲子園は2回戦で敗退しているものの、2022年は4強入りを果たしている。

 主戦は右腕の高野結羽投手(3年)。福島大会では5試合中4試合に登板し、29回3分の1を投げて被安打20、奪三振26、与四死球8、失点9。準々決勝は6失点と不調だったが、決勝では140キロ超の直球と膝元に沈むスライダーを武器に完投した。他に右の本格派・古宇田烈投手(3年)、左横手投げの色川裕投手(同)が控える。

 打線は5試合で計38得点と爆発力がある。チーム打率は3割2分5厘で、特に3番打者の菊地政善一塁手(2年)と6番打者の萩原大幹中堅手はいずれも打率が5割台。5番打者の志田隆之助二塁手は6割を超えている。

 鶴岡東の先発は左腕エースの櫻井椿稀投手(3年)か。県大会決勝で好投した左腕の杉浦朔投手(2年)も安定している。打線は2番打者の松下哉大中堅手(2年)や小林主将が調子を上げており、日下心一塁手(3年)や4番打者も務める櫻井には長打力がある。

 開会式は7日午前8時半から兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われる。開幕日を含める7~9日の3日間は、暑さ対策のため「午前の部」と「夕方の部」に分けて試合を行う。7日のみ午前の部は午前10時から第1試合。夕方の部は午後4時から第2試合、同6時半から第3試合がそれぞれ行われる。8、9の両日は午前の部が午前8時から第1試合、同10時35分から第2試合。夕方の部は午後5時から第3試合。大会4日目の10日以降は午前8時から第1試合、同10時35分から第2試合、午後1時10分から第3試合、同3時45分から第4試合の予定。


2024年(令和6年) 8月6日(火)付紙面より

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思い出の席に座りたい 校舎改築朝五小「お別れ内覧会」 10日 60年の歴史に感謝し懐かしい日々振り返る

 校舎改築事業が進められている鶴岡市の朝暘第五小(岡部貞二校長)で10日(土)、建築から60年近くなる現校舎の「お別れ内覧会」が開かれる。誰でも参加でき、中には「教室で思い出の席に座ってみたい」といった卒業生や、卒業50周年を機に呼び掛け合って懐かしい学びやを訪れた後、プチ同窓会を企画するグループもあり、それぞれが小学校時代の記憶をたどりながら、校歌で「朝日に映ゆる第五校」とうたわれ、長く続いた現校舎に感謝の思いを伝える。

 現校舎は、新校舎が先月に完成したのに伴い、来月から解体工事が始まる。取り壊しを前に、「卒業生皆さんの思い出が詰まった現校舎を見ていただこう」と内覧会を企画した。内覧は午前10時―正午と、午後1時―3時の午前と午後の2回あり、この時間帯は自由に訪れることができる。

 参加する場合は内履きを持参し、受付時に氏名、来校時刻、退出時刻を記入する。立ち入りが制限されているエリアもあり、注意する。写真も自由に撮っていいが、個人で楽しむ場合に限る。学校敷地内や校舎内での飲食は禁止。工事で駐車場が手狭となっているため、学校側は徒歩や自転車での来校を呼び掛けている。

 新校舎は、9月2日の2学期始業式から通常通りに使用。来年度にかけて現校舎解体、グラウンドや外構整備が進められる。お別れ内覧会に関する問い合わせは朝暘五小=電0235(22)0514=へ。

新校舎完成に伴う解体を前に、「お別れ内覧会」が行われる朝暘五小の現校舎
新校舎完成に伴う解体を前に、「お別れ内覧会」が行われる朝暘五小の現校舎



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