2024年(令和6年) 8月13日(火)付紙面より
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第106回全国高校野球選手権大会は5日目の11日、1回戦4試合が行われた。本県代表の鶴岡東は聖光学院(福島)と東北勢同士で対戦し、2―1で競り勝った。主戦の櫻井椿稀投手(3年)が116球の無四球で完投、打撃では2点適時打を放つなど投打にわたって活躍した。鶴岡東は大会9日目の15日、2回戦第3試合で、西東京代表の早稲田実業と対戦。
◇1回戦
鶴岡東
002000000 2
000000010 1
聖光学院
(鶴)櫻井―億田(聖)高野、古宇田―佐藤▽二塁打=松下(鶴)
鶴岡東は3回、この回先頭の秋田が左前安打で出塁すると、続く丹羽の犠打が敵失を招き無死一、二塁の好機。松下がきっちり送った後、日下が三振に倒れ、2死二、三塁で4番の櫻井が左前に運び2点を先制した。
その後、両チームの主戦がギアを上げ、互いに得点を許さない緊迫した試合となった。鶴岡東の先発櫻井は多彩な変化球で要所を締め、8回に1点を失ったものの大きく崩れることなく完投。最終回は1死一、二塁の場面でダブルプレーに仕留めるなど守備陣も堅い守りを見せ無失策だった。