2024年(令和6年) 9月10日(火)付紙面より
ツイート
鶴岡市朝日地域特産の月山ワインを思う存分楽しむ人気イベント「第45回月山ワインまつり」が8日、同市のグランドエル・サンで開かれた。月山ワインファンやワイン愛好者、職場グループや家族連れなど約500人が訪れ、用意された30銘柄の月山ワインの飲み比べを楽しんだ。
月山ワインのPRを目的にJA庄内たがわ(海藤喜久男組合長)を中心にした実行委員会が主催。会場の入り口にはウエルカムドリンクとして赤、白、ロゼの月山ワインと山ぶどうジュースが用意され、会場内にも大きなワイン樽(だる)が6基設置され、山ぶどうジュースとともに飲み放題で提供。さらに有料試飲コーナーには「ソレイユ・ルバン甲州シュール・リー」「ソレイユ・ルバン・ベーリーA」など各コンクールで受賞したワインや新商品のワインを含む30銘柄を飲み比べでき、人気を集めていた。13種類提供されたフードメニューもジャーマンポテトとソーセージ、スモークサーモン、ローストビーフなど充実した内容で、会場内には参加者の明るい乾杯の声とともにおいしいワインと料理の数々に笑顔が広がっていた。
家族5人で参加した鶴岡市内の20代男性は「初めて参加した。いろんな種類の月山ワインから、好みのものを選べるのがとっても楽しい」と話した。JA庄内たがわ月山ワイン山ぶどう研究所の成澤健所長は「今年もいいブドウが採れそう。地元のブドウでおいしいワインを造り、引き続き地元の皆さんからたくさん飲んでもらえれば」と話していた。