2024年(令和6年) 10月9日(水)付紙面より
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鶴岡に住む障害のある人の表現活動を紹介する展示会「つるおか ひょうげんの花2024」が鶴岡市の鶴岡アートフォーラム2階で開かれている。絵画や造形のみならず、アニメーションや動画などもあり、個性的な“花”の数々に、訪れた人たちも感心して見入っていた。
「誰もが個性の花を咲かせられる街を目指して」を掲げ、同市の障害者理解促進事業の一環として2019年から行っているもので、「つなぐ・つながる」をテーマに、市内から募集した個人作品142点と共同作品8点が展示された。
利用する施設の職員から受ける思いやりを紙飛行機になぞらえて作った男性の詩には、職員たちが折ってコメントを書いた紙飛行機で作ったモビールが一緒に飾られ、利用者と職員の強いつながりが感じられる作品。また、オリンピックイヤーの今年に合わせて、万国旗に色を塗り仕上げたびょうぶも目を引いていた。
さらには、山形市のやまがたサポートセンターら・ら・らの協力で「きざしとまなざし公募展・企画展」の巡回展や鶴岡市の「とあるアトリエ(仮)プロジェクト」による“結ぶ”をテーマにした作品展示、キッズドームソライの「みんなのソライ オープンアトリエ」で子どもたちが作った花やタペストリーとのコラボ、アートグッズの販売なども行われている。
展示は14日(月)までの午前9時半から午後4時(11日は6時半)まで。また、来場できない人向けにYouTubeでも作品解説などを行っている。
2024年(令和6年) 10月9日(水)付紙面より
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「八森山風車マラソン」が6日、鶴岡市三瀬の八森山をスタート・ゴールに行われた。県内外から22人が出場し、アップダウンが続くコースで健脚を競い、爽やかな汗を流した。
鶴岡市唯一の市民マラソンとして八森山の自然を楽しんでもらおうと三瀬体育協会(佐藤信良会長)が三瀬地区自治会(加藤勝会長)の共催を得て企画した。コースは八森山を1周する3キロと2周する6キロ。午前9時半の号砲とともにスタートした。
この日は青空が広がる好天に恵まれ、出場選手は秋風を受けながら爽やかな汗を流した。その結果、3キロコースは薄衣満さん(鶴岡市)が15分4秒10、6キロコースは佐藤智武さん(同)が23分55秒02でそれぞれ優勝した。