2024年(令和6年) 10月9日(水)付紙面より
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庄内町の秋の味覚を楽しむ「しょうない秋まつり2024」が6日、町総合体育館周辺で行われ、農商工業の関係者らが一堂に会し出店。大勢の買い物客らでにぎわった。
町観光協会が主催し2001年から行われているイベントで、22回目。今年は新米を使ったおにぎりや野菜、果物など同町産の秋の味覚のほか、同町の友好町・宮城県南三陸町、逸品が並ぶ匠工、水道ガス展など計約40ブースが軒を連ねた。
この日は午前10時のオープンから待ちかねた大勢の買い物客が会場に詰め掛け、南三陸町の海鮮うどんなど人気商品は瞬く間に売り切れに。メインステージではあまるめ飛龍太鼓や余目吹奏楽愛好会による演奏などが繰り広げられ、大いに盛り上がった。
このうち、庄内町特産のブランド金魚「庄内金魚」などを取り扱う成澤よしみ養魚場ブースで行われた金魚すくい大会では、参加希望の親子連れなどが続々と訪れ、振り袖のような尾びれを揺らし優雅に泳ぐ庄内金魚を次々とすくい数を競っていた。
家族4人で訪れ金魚すくい大会に挑戦した余目一小2年の土田杏珠(あんじゅ)さん(8)は「初めて11匹もすくえて楽しかった。お店がたくさんあって楽しい」と話した。