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2005年(平成17年) 10月2日(日)付紙面より

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新鶴岡市が誕生 南庄内6市町村が合併 さらなる飛躍誓う

 鶴岡市、藤島町、羽黒町、櫛引町、朝日村、温海町の6つの自治体が一つになった新「鶴岡市」が1日、誕生した。市中央公民館で開市式、本所となる市役所と旧5町村の役場から切り替わった5支所でそれぞれ開庁式が行われ、新市のスタートを祝った。

 新市は、「出羽庄内に多様性が生き 新しい時代のいのち輝く 希望のまち」を基本理念とし、南庄内の6市町村が合併した。「平成の大合併」では、旧余目町と立川町が合併して7月1日に誕生した庄内町に次いで県内2例目。

 人口は14万3983人(今年8月末現在)で山形市に次いで県内第2位の都市となり、面積は1311・49平方キロと東北一の広さ。

 開市式には、旧6市町村の首長や助役、議会議員、行政委員など約400人が出席した。新市の市章が掲げられた後、元櫛引町長の難波玉記市長職務執行者が「庄内地域の中核を担う新市がスタートできた。地方分権に向けた責任ある自治体として、市民に充実した公的サービスができるまちづくりを目指す。6市町村の特性を発揮して速やかに一体感を醸成し、さらなる飛躍を図りたい」と式辞。続いて、難波職務執行者と5市町村の元首長らがくす玉を開き、新しい鶴岡市の誕生を祝った。

 一方、9月30日には旧6市町村でそれぞれ閉所式が行われた。旧自治体での最後の業務を終えた職員や特別職などが一堂に集まり、市町村旗を降納するなどし、それぞれの自治体の歴史に幕を下ろした。

画像(JPEG)



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