2005年(平成17年) 10月2日(日)付紙面より
ツイート
鶴岡市銀座通りのセントナリー広場で1日、「ぎんざ鍋対決」が行われ、バラエティーに富んだ6種類のオリジナルの鍋物が登場し、訪れた市民らが舌鼓を打った。
郊外型店舗に押され、集客に苦しむ中心市街地を活性化しようと、鶴岡銀座商店街振興組合がおととし初めて開催した。訪れた市民らが気に入った鍋を選んで投票し、その票数で順位を決めるコンテスト方式。様々な鍋を味わえる上に自分たちの一票が人気鍋を決める^kとあって好評。
今回は、地元商店の団体、居酒屋、鮮魚店、庄内農業高などの6団体が出店。会場に設けられたテントの屋台では、海鮮鍋、ブイヤベース、地鶏鍋、地物の食材がたっぷり入ったクリームシチュー、食べてからお楽しみの「闇鍋」など、バラエティーに富んだ鍋物を販売した。
この日は朝からあいにくの雨模様となったが、開店時間の正午には待ち兼ねた家族連れなどがどっと繰り出した。行楽客は券を購入し、全店の鍋を1杯ずつ食べて味比べ。熱々の鍋に舌鼓を打ち、1票を投じていた。
同振興組合事務局では「今年は趣向を凝らして前売り券、当日券を販売した。正午ころに券が完売して鍋対決は大成功」と話していた。
オリジナルの鍋物を販売し、人気を競った