2024年11月28日 木曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2005年(平成17年) 12月18日(日)付紙面より

ツイート

開運求め「だるま市」にぎわう

 観音様のお歳夜の17日、鶴岡市本町二丁目の七日町観音堂境内で恒例の「だるま市」が開かれ、開運を買い求める人たちでにぎわった。

 だるま市はいつごろから始まったか定かでないが、一説では藩政時代に七日町にあった遊郭の遊女たちが「お客がだるまのように足がなくなって何日も泊まってくれたら」とだるまを買い求めたことからとか、「七転び八起き」にあやかり遊女たちがつらい日々の励ましにしたとも伝えられている。鶴岡の師走の風物詩として市民に親しまれている。

 この日は肌寒い天候の中、午前中から参拝客が次々訪れた。境内に軒を連ねた露店には、大小さまざまなだるまをはじめ、熊手や招き猫などの縁起物がずらりと並んだ。訪れた人たちは露店を巡り、新年の開運を願いながら買い求めていた。

開運を買い求める人でにぎわった「だるま市」
開運を買い求める人でにぎわった「だるま市」


2005年(平成17年) 12月18日(日)付紙面より

ツイート

ゲレンデにシュプール 本格的なシーズン到来!!

 庄内地方の2カ所のゲレンデで17日、スキー場開き行事が行われ、週末を待ちかねたスキーヤーやボーダーが繰り出し、本格的なシーズン到来を告げた。

 今年は例年より降雪が早いため、庄内では湯殿山スキー場は先月20日に営業を開始した。この日は、鶴岡市のたらのきだいスキー場と羽黒山スキー場で安全祈願行事が行われ、シーズンの無事を祈った。

 このうちたらのきだいスキー場は降雪に恵まれたことから、予定を繰り上げて15日にオープンした。17日は積雪が1メートルと初滑りには十分。同スキー場は近年は雪不足に泣かされることが多く、滑走可能な状態でスキー場開きの日を迎えたのは18年ぶりという。

 この日は、朝から雨が降り、雪質は今ひとつとなったが、初滑りを楽しもうと大勢の家族連れや若者のグループなどがスキー場を訪れた。スキーヤーやボーダーたちは、久しぶりの雪の感触を楽しみながら思い思いのシュプールを描いていた。

 一方、羽黒山スキー場は、積雪が80センチに達し、この日から今シーズンの営業を開始した。午後にはオープニングサービスとしてリフトが無料開放された。
          
          

たらのきだいスキー場にも多くのスキーヤーが訪れ、初滑りを楽しんだ
たらのきだいスキー場にも多くのスキーヤーが訪れ、初滑りを楽しんだ



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field