2006年(平成18年) 8月15日(火)付紙面より
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全国高校総体の陸上・八種競技で3位に輝いた鶴岡南高3年、佐藤支君(17)が14日、鶴岡市役所を訪れ、富塚陽一鶴岡市長に入賞を報告した。
佐藤君は、今月2、3の両日に大阪・長居陸上競技場で行われた八種競技に出場。初日から好位置につけ、最終種目の1500メートルでは自己ベストとなる4分34秒84のタイムを出し、総合ポイント5540点で堂々の3位入賞を果たした。
鶴岡陸上競技協会の加賀山茂会長らと報告に訪れた佐藤君は「全国の大きな舞台に慣れてなく緊張したが結果を出せた。大学に行っても続ける自信がついた」などと喜びを語った。
富塚市長は「一人での孤独な戦いでよく頑張った。この成果を生かしてください」とたたえた。
第1回蔵王坊平全国ジュニア駅伝競走大会兼第9回県ジュニア駅伝競走大会(6日、上山市)で、男子が全国2位と県1位、女子が県5位の成績を挙げた鶴岡チームが14日、富塚陽一市長に報告した。
今回から全国大会と合同開催となり、男女とも小、中学生でチーム構成した県外5、県内35を含む計40チームが出場。5区間(小学生2区間)、12・4キロで競った。
男子の鶴岡チームは、1―3区で区間1位を獲得し、県内チームトップとなる44分03秒のタイムでゴール。優勝した秋田陸競Aと同タイムだったが胸の差で惜しくも2位となった。
報告会には男女チーム合わせて18人が出席。鶴岡陸上競技協会の加賀山茂会長が「新市となり力を結集できた」と報告。富塚陽一市長は選手一人一人と握手し、「一生の宝。さらに努力して今後も活躍してください」と健闘をたたえた。
富塚市長(右)に八種競技3位を報告する佐藤君