2006年(平成18年) 9月26日(火)付紙面より
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日本プロ野球名球会、OBクラブによるドリームチームが23、24の両日、酒田市を訪れ、地元選抜チームとの試合や野球教室、ホームラン競争など多彩なイベントを繰り広げた。酒田市が合併記念事業として、宝くじの助成を受けて開催した。
今回、来酒した元プロ野球選手は、名球会が金田正一会長(巨人)、松原誠さん(大洋)、有藤道世さん(ロッテ)、鈴木啓示さん(近鉄)、藤田平さん(阪神)、加藤秀司さん(阪急)、山田久志さん(同)、大島康徳さん(日本ハム)の8人、OBクラブが遠藤一彦さん(大洋)、山本和範さん(ダイエー)、村上隆行さん(近鉄)ら16人の計24人。
24日は、午前10時から同市光ケ丘野球場でメーン行事が行われ、往年の名プレイヤーを一目見ようと大勢の野球ファンが訪れた。午前中は、地元のスポ少や中学校の選抜選手を対象にした「少年少女ふれあい野球教室」や選手の直筆サインボールなどが当たる「ドリーム抽選会」などで地元ファンと触れ合った。
午後からは、酒田市選抜チームとのドリームマッチが行われ、6300人がスタンドを埋めた。試合は、序盤から両者一歩も譲らない好ゲーム。ドリームチームは1点を追う5回、彦野利勝さん(中日)の左中間を抜ける2点二塁打で逆転、3―2のスコアで酒田市選抜チームに勝利した。
試合終了後、ドリームチーム監督の金田さんは「素晴らしいチームだった。好ゲームができて良かった」と語り、酒田選抜チームの高橋千秋監督としっかりと握手を交わしていた。また、23日には市親子スポーツ会館で名球会指導者クリニックが行われた。
往年のスター選手のプレーを一目見ようと大勢の人が訪れた