2006年(平成18年) 9月26日(火)付紙面より
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鶴岡市の三瀬小学校(瀬尾儀雄校長)の1、2年生が25日、近くの三瀬海岸でクロダイの稚魚1000匹を放流した。
同市農林水産部が沿岸部の小学生を対象に、「海や魚に関心を持ってもらい、自然保護について考えてもらおう」と毎年実施している。今年はこの日の三瀬小に続き、26日には由良小の5、6年が放流する。
この日、三瀬小の1、2年27人が担任の先生とともに三瀬海岸へ集まった。今回放流される稚魚は、三瀬地区の県栽培漁業センターで今年7月1日にふ化し、約3カ月かけて体長4センチほどに成長したもの。児童たちはバケツに海水をくんで稚魚を分けてもらい、「チビちゃん、元気でね」などと声をかけながら波打ち際から海へ放流した。
放流後は、クロダイに関する質問コーナーが設けられ、児童たちは「クロダイは何を食べるの?」「男の子と女の子の違いは?」など、盛んに質問をしていた。
三瀬小の1、2年生がクロダイの稚魚を放流した