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2006年(平成18年) 2月1日(水)付紙面より

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南の友へ雪プレゼント 福栄小が鹿児島・笠木小に

 鶴岡市の福栄小学校(奥山昌志校長、児童64人)の児童が31日、旧温海町と姉妹都市の盟約を結んでいる鹿児島県旧大隅町(現曽於市)の笠木小学校へプレゼントすることになった雪の発送作業を行った。

 両町の交流は、戊辰の役で大隅町の岩川私領五番隊(薩摩藩)が、旧温海町関川で庄内藩と激戦を繰り広げたという歴史を縁に、1996年から住民レベルで始まった。両校の交流は99年から。絵画や手紙の交換、児童たちが互いに行き来し、ホームステイするなど交流を深めている。福栄小からは毎年、南国の子供たちが喜ぶ雪をプレゼント。笠木小からはお礼に特産のサツマイモの苗が贈られてくる。

 雪の発送作業には全校児童が参加した。大雪で1メートルを超える積雪があるグラウンドに飛び出した児童たちは、手やスコップなどを使い真っ白な雪をイラストなどが描かれた発砲スチロールいっぱいに詰め込んだ。野尻慧君(2年)は「雪合戦をしたり、雪だるまを作って楽しく遊んでもらいたい」と話した。
 宅配便で送られ、2日に届く予定。また、合併後も交流を続けて行こうと、両校は2月24日に姉妹校の盟約を結ぶ。
 
 

鹿児島県の笠木小へプレゼントする雪を詰める福栄小の児童たち
鹿児島県の笠木小へプレゼントする雪を詰める福栄小の児童たち


2006年(平成18年) 2月1日(水)付紙面より

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東京滞在12時間に 庄内―東京線ダイヤ改正 夜間駐機で4月から

 全日空は30日、庄内―東京線について、4月1日から庄内空港での航空機の夜間駐機を開始し、併せて早朝・夜間を中心とした運航ダイヤを改正すると発表した。庄内発の第1便が現行より約2時間早く、東京発最終の第4便は約3時間半遅くなり、日帰りの場合の東京滞在時間は現行の約2倍の12時間に大幅拡大し、利便性が飛躍的に向上する。

 運航ダイヤは、庄内発が現行の午前1便、午後3便の態勢から午前と午後各2便に変更される。庄内発の第1便は現在の午前9時10分発から同7時15分発に早まり、代わって第2便が今の第1便の時間帯に近い午前8時55分発となる。東京発の第4便は現行の午後4時55分発から同8時15分発に改正され、この機材が庄内空港到着後そのまま夜間駐機して翌朝の庄内発第1便となる。

 4月のダイヤでは、同じ機材で運航される東京発第1便と庄内発第2便に、中型機の中でも座席数の多いボーイング767―300(座席数216席)が投入される。全日空庄内支店は「現在の庄内発第1便の搭乗率が極めて高く、座席を取れないといった声が地元からあり、これを考慮した結果、同じ時間帯に運航する便に投入されることになったようだ」と話す。また、夜間駐機による東京発第4便と庄内発第1便への同種機材の投入について、同支店は「ナイトステイ(夜間駐機)によるダイヤ改正で、需要がどのように変化するか、しばらく動向をみてから判断することになるのでは」としている。

 夜間駐機実施による運航ダイヤの改善は、2003年7月から1日4往復に増便後も70%台の高い搭乗率を維持していることを背景に、地元や県が5便への増便を働きかけたことがきっかけとなった。

 要望を受けた全日空は、5便化は羽田空港の発着枠が満杯のため応じられないとしたが、4便態勢を維持したままでの夜間駐機によるダイヤ改善策を提案。夜間駐機実施に向け昨年1月末、県とともに庄内空港の運用時間延長を求める要望書を国土交通省に提出した。県は昨年11月定例県議会で同空港の運用時間を午前7時―午後10時に拡大する条例改正を行い、受け入れ条件を整備。同省航空局は06年度政府予算案の内示を受け先月、同空港の運用時間延長に伴う航空管制職員の増員を決めていた。


庄内?東京線の運航ダイヤ(4月から)


庄内→東京
便名庄内発東京着
89407:15 (09:10)08:15 (10:10)
89608:55 (13:45)09:55 (14:45)
89814:00 (16:10)15:00 (17:10)
90018:00 (18:40)19:00 (19:40)
東京→庄内
便名東京発庄内着
89307:15 (07:35)08:15 (08:35)
89512:10 (12:15)13:10 (13:15)
89715:45 (14:35)16:45 (15:35)
89920:15 (16:55)21:15 (17:55)

※(   )は現行ダイヤ



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