2007年(平成19年) 1月6日(土)付紙面より
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県警地域課は4日、正月三が日の初詣での人出をまとめた。県内の主な神社・仏閣を訪れた初詣で客は計98万9000人で、昨年に比べ9万8500人増えた。
三が日で5000人以上の人出があった神社・仏閣25カ所について、各社寺が発表した人数を取りまとめた。初詣で客が昨年に比べて大幅に増加したことについて、同課は「三が日とも良好な天候だったこともあり、人出が大幅に伸びた。特に、昨年は大雪の影響から内陸地域で前年より大幅に減ったため、今年は軒並み増加した。昨年減少のなかった庄内は、今年も前年並みの人出だった」と分析している。
人出のトップは山形市の護国神社で前年比1万人増の14万人、2位は同市の鳥海月山両所宮で1万5000人増の10万人、3位は高畠町の亀岡文殊堂で1万8000人増の9万人だった。
庄内では鶴岡市の荘内神社が7万人で最も多く、全県では4番目の人出。同市の善宝寺は5万人、出羽三山神社は4万人、酒田市の下日枝神社は1万5000人で、集計対象となった庄内の4カ所はいずれも昨年と同じ初詣で客の人出となった。
初詣での参拝客が大勢訪れ、祈願した=1日、酒田市の下日枝神社