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2007年(平成19年) 11月27日(火)付紙面より

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華やかに社交ダンス エスモールがボールルームに

 「ダンスの日」(11月29日)にちなんだ「ソシアル・ダンス・フェスティバルin S―MALL」が25日、鶴岡市錦町のエスモールで開かれ、地元インストラクターらのデモンストレーションや無料講習会などで、来場者が社交ダンスに親しんだ。

 「ダンスの日」は1883年11月29日に鹿鳴館が開館した日にちなみ、財団法人日本ボールルームダンス連盟(JBDF)が2004年に制定。エスモールでのフェスティバルはJBDF県支局(池田武吉支部長、32教室加盟)が社交ダンスの魅力を一般にアピールしようと、昨年に続いて開いた。

 JBDF県支局の庄内地方の14教室のインストラクターらが華麗な踊りを披露したショータイムをはじめ、上級者や経験者たちによるダンスタイム、来場者への無料講習などが行われた。休日のショッピングモールが一転、華やかなボールルームとなった。来場者たちはうっとりと見入っていた。

ショッピングモールが華やかなボールルームに
ショッピングモールが華やかなボールルームに


2007年(平成19年) 11月27日(火)付紙面より

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地域防災 市民の手で リーダー育成研修会スタート 酒田

 地域防災活動の中心的役割を担う「防災リーダー」を育成する酒田市主催の研修会が25日、同市の松原学区を皮切りにスタートした。同研修会は、普通救命講習(AED講習)と災害図上訓練(災害想像力ゲーム=DIG)の2部構成で、各自治会の会長や防災担当者らから防災対策を学んでもらうもの。市危機管理室では今後、3カ年で市内全域で開催する予定。

 大規模災害発生時には、公的機関による支援も困難となり、被害を最小限に抑えるためには地域住民が一体となって出火防止、被災者の救出・救護などの活動を行うことが必要となる。同管理室では、地域の防災活動を推進するリーダーの存在が重要と考え、地域防災力強化を目的に同研修会を初めて企画。本年度から3カ年で市内の全31学区・公民館区で開催する。

 DIGは「Disaster・Imagination・Game」の略。参加者5―10人ほどが地域の地図を囲み、被害が予想される場所、公園など避難場所、避難ルートなどを書き込んでいき防災対策を検討する訓練。DIG自体には「掘る」のほか、「探求する、理解する」という訳もあり、▽災害を理解する▽まちを探求する▽防災意識を掘り起こす―という意味を込めている。消防科学総合センター(本部・東京都三鷹市)が現在、全国的に普及を図っている。

 この日、同市の東禅寺コミュニティ防災センターで開かれた松原学区の研修会には、学区内の19自治会から会長や防災担当者ら約30人が参加。午前中は酒田地区消防組合職員によるAED講習を受講した。

 午後からは消防科学総合センター防災図上訓練指導員の蓮本浩介さんを招き、地震の発生を想定したDIGに挑戦。参加者は松原小、酒田三中を中心とした地域の地図を囲み、「この辺にある自販機やブロック塀は倒れそう」「避難ルートとしてガソリンスタンド一帯は避けたほうが良いのでは」「学校のグラウンドで延焼は食い止められそうだ」など白熱した議論を行い、地図に書き込んでいた。

 同管理室の高橋弘次長は「研修会で学んだことをそれぞれの自治会に持ち帰り、役立ててほしい。この研修会を一つのきっかけに、広く市民から防災に関心を持ってもらえたら」と話している。
          

地図を囲み白熱した議論を展開する参加者たち=松原学区
地図を囲み白熱した議論を展開する参加者たち=松原学区



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