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2007年(平成19年) 12月11日(火)付紙面より

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今野さん(羽黒三小)文科大臣賞 「ごはん・お米とわたし」作文コンクール

 全国農業協同組合中央会(JA全中)が全国の小中学生を対象に募集した「第32回『ごはん・お米とわたし』作文・図画コンクール」で、鶴岡市立羽黒第三小学校(上野由部校長)3年生の金野華奈さん(9)が作文の部で文部科学大臣賞を受賞。また、羽黒三小も学校奨励賞を受賞した。

 同コンクールはお米・ごはん食の重要性への理解促進を目的に、1976年からJAグループが実施している。今回は全国から作文4万1901点、図画7万8824点の応募があった。

 同校では夏休み期間中、全校児童に作文や標語、俳句など各種コンクールへの応募作品を仕上げることを奨励。家族が農業を営んでいる金野さんはごはんとお米をテーマにしたコンクールの作文一部(小学1―3年)への応募を決めた。田川地区、県の審査を経て、全国審査で最高賞の内閣総理大臣賞に次ぐ文部科学大臣賞を受賞した。県内で同賞の受賞者は金野さん1人だけ。

 また、同校の多くの児童が作品を同コンクールに応募し、いずれも優れた作品だったことから同校は学校奨励賞の受賞が決まった。

 金野さんは「お父さんは一年生」と題し、今春から農業に転職した父親について、慣れない農業に従事する姿を鋭い視点でとらえ、毎日のように一緒に食卓を囲めることの喜びや家族への思いやりを素直に表現した。

 受賞について金野さんは「賞をもらえるとは思っていなかったのでびっくり。すごくうれしい。家族に知らせたらみんな喜んでくれた。お父さんに作文を見せたら笑って『ありがとう』と言ってくれた」と話した。

 受賞式は来年1月18日、東京都千代田区の東京国際フォーラム地上広場ごはんミュージアムで行われる。

農業を営む父親の姿を書いた作文で文部科学大臣賞を受賞した金野さん
農業を営む父親の姿を書いた作文で文部科学大臣賞を受賞した金野さん


2007年(平成19年) 12月11日(火)付紙面より

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東方水上シルクロードの新航路開設へ 日中ロ3カ国フォーラム開催

水上シルク^k 中国黒龍江省ハルビン市と酒田港を結ぶ航路「東方水上シルクロード」を使った貿易促進に向け、同省と県内企業関係者らが課題を話し合う定期協議会が10日、酒田市のガーデンパレスみずほで開かれ、トウモロコシの安定供給や双方の留学生の交流促進、観光客の誘致について双方で努力することを確認した。また、ロシア経由の新航路開設に向け、国土交通省東北地方整備局が来年3月に「日・中・ロ3カ国フォーラム」を酒田市で開く方針が示された。

 1994年からほぼ毎年、両省県で交互に開き、今回が13回目。中国側が省人民政府の楊愛武・副秘書長を団長とする省や省内の企業関係者ら13人、日本側が県内企業などによる東方水上シルクロード貿易促進協議会(新田嘉一会長)の会員や国交省東北地方整備局、県の関係者ら約40人が出席した。

 協議では、日本側の「黒龍江省産トウモロシの長期安定供給に向け、中央政府統制枠の拡大を」との要望に対し、楊団長は「順調な運行を指示するとともに、省としても中央政府への働きかけに努力する」とした。「観光客の誘致に協力を」との要望に対して楊団長は「(山形県・黒龍江省友好県省15周年の)来年、お互いに大型訪問団派遣の可能性が高いのでは」とした。

 中国側が「東北公益文科大の学生による黒龍江大への短期留学を、長期留学に発展を」としたのに対し、東北公益文科大の笠原征男専務は「短期留学で交流を深め、単位認定制度など長期留学のための環境整備を」とした。

 3カ国フォーラムは東北地方整備局が今春、ハルビン―綏芬河(すいふんが)―ロシア・ナホトカを経由する新ルートの輸送実験を行い、ロシアの通関手続きの迅速化などが大きな課題として浮上したことから、関係国の連携強化などを狙いに開く。



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