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2007年(平成19年) 12月19日(水)付紙面より

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木工で干支づくり 鶴岡

 鶴岡市道田町の水口俊廣さん(56)は、来年の干支(えと)・子(ね)の木工作品づくりに励んでいる=写真。アトリエには一つ一つ表情が違うネズミがずらりと並んでいる。

 内装業を営む水口さんは、5年ほど前から仕事で余った木材を何かに利用できないかと趣味で木工作品づくりを始めた。干支の作品づくりは昨年から行っており、地元や内陸に卸したり、お世話になった知人にプレゼントしている。今年は11月初旬から作り始めた。

 作品は、コシアブラやイチョウの木を使い糸ノコで型を取った後、サンドペーパーで磨き、仕上げにこだわりの植物オイルを塗ったもの。また、刷毛(はけ)をネズミのヒゲとして細工するなどして遊び心を加えた。

 水口さんは「人それぞれ感性が違うため、いろいろパターンを変えた作品を作るように心掛けている」と話していた。

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2007年(平成19年) 12月19日(水)付紙面より

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徳とく券苦戦 今年の売り上げ7割 酒田共通商品券 伸び悩みに協力呼び掛け

 酒田市共通商品券「徳とく券」(来年3月31日まで有効)の販売が苦戦している。予定の5000万円に対し売り上げは18日現在、約7割の3462万円。販売終了は今月31日で、事務局の酒田商工会議所では「市全体の商業ににぎわいを取り戻すためにも、ぜひ買い求めてほしい」と呼び掛けている。

 徳とく券は、プレミアム付きの共通商品券を発行することで、地域内の加盟店への誘客を図るとともに地産地消を推進、市民一人一人が「大切にしよう 酒田のまち」という意識の高揚を図ろうと、実行委員会(委員長・佐藤孝酒田商工会議所副会頭)が、一昨年から発行している。

 商品券の額面は500円。販売は20枚単位で、購入すると今年は1万円につき500円(5%)のプレミアムが付く。同商工会議所、八幡、松山、平田の各商工会や中合清水屋店、さかた街なかキャンパスなど12カ所で販売しており、12商店街が加盟する市商店街連合会と、みずほ通りの会、県鮨(すし)商生活衛生同業組合酒田支部、市麺(めん)類食堂組合の各加盟店、旧飽海3町の商工会会員の店など157店で使える。11月1日から売り出した。

 スタートした一昨年は、プレミアムを10%に設定したこともあり、販売開始から10日間ほどで予定の3000万円を完売。昨年はプレミアムを5%に下げて発行総額も今年と同じ5000万円にしたが、12月22日には売り切れた。

 今年は、市民が徳とく券に「慣れたため」(酒田商工会議所相談経営課)か売り上げが伸び悩んでおり、今月18日現在で予定の69・2%にとどまっている。同課では「販売終了まであと10日余り。少しでも買ってもらえれば」と話している。


2007年(平成19年) 12月19日(水)付紙面より

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市民主体で食育推進 鶴岡市の計画策定スタート

 鶴岡市は、国の食育基本法に基づく「鶴岡市食育推進計画」の策定作業をスタートさせた。市民が主体的に食育に取り組む行動計画を定めるもの。計画期間は2008年度から向こう5年間とする。18日、第1回策定委員会(東山昭子委員長)を同市役所で開き、現状と課題の分析、意見交換を行った。

 05年7月に食育基本法が施行され、国や県レベルで食育推進計画が策定されている。市の食育推進計画は、県の「夢未来やまがた食育計画」の理念を基本とし、「いきいき健康つるおか21保健行動計画」や「市地産地消推進計画」など関連計画と整合性を図りながら、総合的・効果的に食育の取り組みを進めるアクションプランと位置付けている。

 策定委員会は、医師会や食生活改善、市PТA連合会、産直、農協、漁協といった健康福祉、教育、農林水産の各分野の代表など19人で構成。この日の第1回会議では、太田純功農林水産部長が委員の代表に委嘱状を交付した。

 続いての協議では、市農政課を中心に構成する事務局が推進計画の趣旨、市民の食生活や健康づくり、食育に関する取り組み、計画の方向性などを説明。このうち食生活の課題では▽子供の朝食欠食率の高さ▽成人層・高齢者層での食生活の乱れ、郷土食文化への理解低下▽孤食化傾向―などが挙げられた。

 また、意見交換では、「鶴岡らしい食文化を基にした理念を示すことが大切」「ハンドブック作成や進行管理など、計画を進めるため策定後のフォローが必要」などが出された。

 策定委は今後、来年3月まで計3回開催し、推進方針や基本理念、数値目標の原案をまとめる。その後、市ホームページなどで募集した市民からの意見を集約して4月の策定を見込む。
          
          

鶴岡市の食育推進計画の策定作業がスタート
鶴岡市の食育推進計画の策定作業がスタート



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