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荘内日報ニュース


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2007年(平成19年) 12月25日(火)付紙面より

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幻想的な光のアート 山王通り

 鶴岡市の山王通り商店街で22日夜、「キャンドルナイトin山王」が行われ、同商店街の歩道沿いに約500個のキャンドルがともされた。

 鶴岡山王通り商店街振興組合(三浦新理事長)が昨年に続き企画。一年で最も夜が長い冬至をエコロジーやスローライフを考える日にしようという全国的な運動の一環で、今年は同商店街を含む県内数カ所で行われた。 

 すっかり暗くなった午後5時半すぎ、普段より照明を落とした同商店街では、各店舗前に置かれた瓶にろうそくの明かりが次々とともされた。また、商店街沿いの空き地には、赤や青のキャンドルで作った光のモニュメントが幻想的に浮かび上がった。道行く人たちは足元をほのかに照らす“光の回廊”の散策や、光のアートを観賞しながら、ゆっくりとした時を過ごしていた。

山王通り商店街に浮かび上がった「光のモニュメント」
山王通り商店街に浮かび上がった「光のモニュメント」


2007年(平成19年) 12月25日(火)付紙面より

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農村生活の魅力描く 庄司さん、堀さん、長南さんがエッセー集

 産直レストランや民宿経営、消費者との交流活動などを展開している庄内在住の3人の農業女性が共同のエッセー集「『庄内三人華ん女(かんじょ) 農の譜(ふ)』を出版した。それぞれの視点と豊かな感性で農業、農村生活の素晴らしさを描いている。

 エッセー集を出版したのは庄司祐子さん(51)=鶴岡市羽黒町細谷=、堀周子さん(58)=酒田市藤塚=、長南光さん(58)=鶴岡市西荒屋=の3人。 庄司さんは都内から農家に嫁ぎ、農場レストラン「穂波街道」、ナポリビザの「ピッツェリア ヴェルデ イスキア」の店長。堀さんは酒田市内の農業女性で組織する「きらきらネットワーク倶楽部」の初代会長で、産直や野菜の宅配、農業体験の受け入れなどに取り組んでいる。長南さんは、農家民宿・レストラン「知憩軒(ちけいけん)」を経営。堀さんと長南さんは、庄司さんが会長を務めるグリーン・ツーリズムネットワーク庄内の会員でもある。

 3人は、農村通信社(酒田市)が発行する月刊の農業専門誌「農村通信」紙上で足かけ10年にわたりエッセーを連載。庄司さんが1996年から3年間「穂波日記」を、堀さんがその後4年間「農あるくらしの中から」を、そして長南さんが一昨年まで「野良からのメッセージ」を執筆した。

 長南さんの連載終了後、エッセー集刊行の話が3人の間で持ち上がり、「自己満足かもしれないが、私たちの記念だから」とお金を出し合い共同で出版した。タイトルは、ひな人形の三人官女をもじったもので、3人のアドバイザー的な存在の県庄内総合支庁酒田農業技術普及課の渡部千佳子課長補佐が付けた。

 連載時にエッセーと一緒に掲載された野菜や歳時の挿絵も添えてある。庄司さんは長女、堀さんは夫の作品。長南さんは自分で挿絵も描いた。

 エッセー集について庄司さんは「日常生活の延長を書いたが、読んだ人にも共感してもらえるのでは」、堀さんは「農業生活のいいところを見つけて書いてみた」、長南さんは「農業を通して感じたこと、精いっぱい生きたことを書いた」と話している。

 A変形判、262ページ、1000円(税込み)。「ピッツェリア ヴェルデ イスキア」と「知憩軒」で販売。問い合わせは庄司さん=電0235(23)0330=、堀さん=同0234(34)6657=、知憩軒=同0235(57)2130=へ。

共同でエッセー集を出版した左から長南さん、庄司さん、堀さん
共同でエッセー集を出版した左から長南さん、庄司さん、堀さん


2007年(平成19年) 12月25日(火)付紙面より

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2市町で協議本格化 鶴岡市 三川町 市水道部と月山水道企業団

 鶴岡市と三川町で構成する月山水道企業団(企業長・富塚陽一市長)と、同市水道部との事業統合に向けた協議が本格化する。21日に開かれた同市議会12月定例会で解散についての関係議案が可決され、三川町も今月14日の町議会12月定例会で同様の関係議案を可決した。今後、両市町で解散、事業統合の協議に入る。国の事業認可を経て2009年4月の事業統合を目指す。

 合併後の鶴岡市の上水道事業は、旧市町村のうち同企業団を除く各水道事業を市水道部に統合。藤島地域と三川町の全域の水道事業は同企業団が運営している。

 現在、鶴岡市は旧市町村ごとに異なる料金体系の統一を市水道事業経営審議会に諮問している。藤島地域については、同事業団が別の料金体系で事業を運営していることから、扱いが課題となっていた。

 両市町は、企業団を解散して両市町が独自に運営する場合は施設の分散化などで多額の費用がかかるとし、人件費などが削減できる上、検針業務の効率化が図られるとして事業統合に向けて検討してきた。

 市水道部の試算などによると、仮に三川町が独自に水道事業を運営する場合、水道管の敷設など施設整備や運営に伴う経費は約30億円が見込まれるという。

 市水道部では、来年度から事業統合申請に向けた手続きなどに入り、2009年1―2月には国の事業認可を受けたいとしている。



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